息子はきゅうりが好きです。
河童かしら、というくらい、
小さな頃からきゅうりが好きです。
↑これは芥川の描いた河童。
昨日スーパーに買い物に行ったらば
「おれ、きゅうり丸ごと食ってみたい!!」
とのことでしたので、
あれ?やったことなかったっけ?と思いつつ、
いいねいいね、どうぞどうぞ、と、
彼の思うとても美味しそうなきゅうりを選んでもらいました。
「俺のきゅうりはこれ」
はいどうぞどうぞ!
彼は自分のきゅうりをしっかり冷やし、
そして昨日はカレーを作るお手伝いをし、
みんなのきゅうりも切って、
いざ、きゅうり
とっても美味しそうに
パキッ
ときゅうりを食べたんですね。
その写真を見た友人が、
いい顔だ🤩
と。
その言葉と、
息子の表情で、ふと感じたのです。
わたしにとって、
きゅうりのまるかじり
というのは、
とってもハードルの低いチャレンジで、
だからこそ簡単に
はーいどうぞどうぞって言えた。
でも
それ以外のことはどうだろう?
教育に携わる人間としては、
わたし個人は割とかるーく、
生徒たちに対して
いいよいいよー
やってみなよー何事も!
と言うタイプなのですが。
親としてはどうだったか。
それはダメ、
あれはダメ、
と、子どもの
「やってみたい!」を否定してきたような気がするな、と。
多分自分が認識している以上に。
きゅうりだって
冒険だって
どれも大事な
「やってみたい」。
そこになんの色付けもせず、
いいじゃん、やってみなよー!
と、ドンと構えて送り出せるような大人でありたいものです。
失敗も全部、「できた!」につながってますものね。
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