何かをしようとしない学校を辞めて塾をはじめたんだけど。そもそもわたしは基本的には「塾」なんか必要ないと思っていて。なんのためにはじめたんだっけ。と、少し思い悩んでいた。そんな中で、お子さんにただ寄り添うというかたちをナチュラルにとっている親御さんの姿を見て、ああ、わたしがしたいのはこれだったと思い出した。これから指導が始まる中学生のお子さんと今後のプランについて面談して、あーなんにもできなかったな、と自己ジャッジに陥ってちょっとへこんでいたのだが、そもそもわたしにできることなどなにもない。やり遂げるのもやり遂げる力を出すのも子どもたちでしかない。わたしはただ、それを近くで見守ることしかできないんだった。必要だと感じたことは発信するし、伝える。でもそこに...12Dec2021