レジリエンス

自分の理不尽な経験を、
そのままにするのではなくて。
つらかった、に浸り続けるのではなくて。
くるしみや、つらさは
もちろん見つめて。
きちんと受け止めて。
そこから、
「これはなんのために起こったのだろう」
と、プラスに転じようとしていくちからは、
必要なんだと感じた。
…………
体操の内村選手は、
東京オリンピックの鉄棒競技で失敗したあと、
たくさん悩み、落ち込み、考え抜いた後、
「自分が鉄棒で失敗したのは、これから自分が何をするためなのだろうか」
「失敗したのは、体操の神様がしたことだろうから」
という方向に考えをシフトしていったそうで。
これってほんとに大事だとわたしは思っていて。
内村選手はトップアスリートだからこそ、こういう思考の仕方を身につけたのだろうけれど、
これって誰にとっても、
生きていくうえで本当に必要なちからだとわたしは思っていて。
「なにこのつらさ」
「なにこのアウェイ」
を、強さに変えていく。
もののみかたをシフトする。
それが、そこが大事なんだ。
今日、それを高校3年間でやってきたんだろうな、という子を見て、強く感じた。
…………
ひとりじゃむずかしい。
そばにいる親が、大人が、
そういうものの捉え方を示していけたら、
きっとこどもたちも、
ものを多角的に見られるようになっていくのだろう。

強い子を見た。繊細で、細やかで、
だけど、強い子だ。


おうちじゅくウーレイカ‼

ひとりひとりの「気づき」を大切にするまなびばです。

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